2009年03月02日

レスベラトロールの抗ガン効果 サイエンスでも報告

赤ワインに含まれるレスベラトロールの研究の歴史を調べていくと、レスベラトロールの抗ガン作用は、1997年に科学雑誌サイエンスのJangらの報告によって、注目を浴びるようになりました。

このJangらの報告では、レスベラトロールにガンの発現を抑制する効果があることを報告しています。その報告では、発ガンの初発期(イニシエーション)、促進期(プロモーション)、悪性化(プログレッション)の3段階すべてをレスベラトロールが抑制することを報告しています。マウスの皮膚ガンモデルにレスベラトロール投与した結果では、投与後18週で最高98%のガン細胞減少が認められています。

発がんプロセス


この報告が基になって、レスベラトロールのガンに対する研究が盛んに行われるようになったのです。
その一例が、以前にも紹介したゲイリー・ポッター教授のレスベラトロールの抗ガンメカニズムに関する報告です。

ちなみに、Jangらの報告におけるその抗ガン作用の有効濃度は0.7〜5.7μg/mlであり、その量は赤ワイン換算で少なくても1日1ℓ以上になります。その量を毎日摂取するとアルコールの害がでてしまうため、レスベラトロールは、アルコールを含まない赤ワインエキスや葡萄エキスなどで摂取する方が好ましいと考えられます。

実際、ガンという病気は、誰にでもかかってしまう可能性がある恐ろしい病気です。極わずかですが、誰もがガン細胞を持っているからです。我々が死に至るかは、そのガン細胞の成長(;悪化度合い)次第です。なので、ガンは恐ろしいのです。

ガン細胞を抑制し、ガンを予防できるのであれば、絶対に予防したいものですね。

参考文献:Jang M, Cai L, Udeani GO, Slowing KV, Thomas CF, Beecher CW, Fong HH, Farnsworth NR, Kinghorn AD, Mehta RG, Moon RC, Pezzuto JM. Cancer chemopreventive activity of resveratrol, a natural product derived from grapes. Science. 1997 Jan 10;275(5297):218-20.

resveratrol at 14:28│Comments(0)TrackBack(0) ガン予防効果 | 赤ワインの効果

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