赤ワインの効果

2011年11月19日

どんな人がレスベラトロールに興味を持っているの?

さて、今、どんな人がレスベラトロールに興味を持っているのでしょう?
こんな調査報告が発表されました。

「ボージョレ・ヌーヴォー」を今年も飲むリピーターは7割ワインと健康・美容に関する意識調査〜健康・美容目的のワイン愛飲者は4割、お酒が苦手でその効果をあきらめる声も〜

ワインに美容効果を期待すると回答した約半数が、ワインに含まれる希少ポリフェノール「レスベラトロール」を「よく知っている」と回答しました。

マーケティング的に、非常に面白い知見だと思います。

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2011年03月22日

赤ワインレスベラトロールが放射線防御に効く

放射線に関連するネタで書いていたら、「赤ワイン」「放射線」というキーワードでやたらと検索されていました。

それもそのはず、
3/18に米Time誌で以下のような記事が出たようです。


赤ワインが放射線防御に効く(米Time誌)
http://newsfeed.time.com/2011/03/18/red-wine-your-next-defense-against-nuclear-radiation/


それも、「レスベラトロールが」という形で。

チェルノブイリの時も赤ワインの消費が伸びたらしく、現金なものです。
今回の原発事故、諸外国の方が過剰反応しているように思えます。

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2011年01月26日

赤ワインで記憶力向上」マウス実験で判明 認知症関連学会で発表

以前に赤ワイン/レスベラトロールの認知症予防効果を紹介いたしましたが、こんな記事を見つけました。

より具体的な量が示されています。

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赤ワインで記憶力向上」マウス実験で判明 認知症関連学会で発表へ

赤ワインに含まれる「レスベラトロール」の健康効果が注目されている
 赤ワインに含まれるポリフェノールに、脳の認知機能を向上させる働きがあることが、名古屋市立大大学院医学研究科の岡嶋研二教授らのマウス実験で明らかになった。認知症の予防や改善につながる成果で、来年7月にパリで開かれる認知症関連学会で発表する。

 岡嶋教授らは、ポリフェノールの一種「レスベラトロール」に着目。赤ワインとレスベラトロール、白ワインを1日当たり0・2ミリリットルずつ、3週間にわたって異なるマウスに飲ませ、記憶や学習にかかわる脳器官「海馬(かいば)」の変化を調べた。その結果、赤ワイン、レスベラトロールを飲んだマウスでは、神経細胞を活性化する物質が通常の1・5倍に増え、海馬の神経細胞の再生や情報伝達スピード向上などの効果がみられた。白ワインは効果がなかった。迷路を解かせる訓練でも、所要時間は白ワインの約半分で、学習能力も向上していた。

 これまで、人間は1日250〜500ミリリットルの赤ワインを飲むと、認知症の改善効果があることが経験的に知られている。ポリフェノールの抗酸化作用が脳を守ると考えられてきたが、今回の研究で神経系の作用だったことが判明した。
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とは言え、毎日250〜500ミリリットルの赤ワインを飲むのはしんどいですよね
特に、赤ワインやお酒がダメな人には。

やはりサプリがええですよ♪

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2010年09月30日

レスベラトロールと認知症:

報道ステーションで赤ワインのスーパーポリフェノール「レスベラトロール」による認知症予防・改善のメカニズムについて紹介されました。

赤ワインに認知症予防効果…メカニズム解明
http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=9948

記事概要:
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名古屋市立大学医学研究科の岡嶋研二教授と原田直明准教授らの研究グループが、赤ワインを飲むと認知症の予防や改善ができるというメカニズムを突き止めました。

赤ワインを3週間飲ませたマウスと飲ませていないマウスをプールに入れ、ゴールの位置を学習させるという実験を5日間、繰り返し行ったところ、赤ワインを飲んでいたマウスは、次第にゴールを覚え、日に日にタイムが
早くなっていったといいます。

赤ワインに含まれるポリフェノールの一種である「レスベラトロール」が、胃の知覚神経を刺激、それが脳へと伝わり、短期の記憶や学習機能に関わる脳の器官である「海馬」の神経細胞の機能が改善、再生することがわかりました。

赤ワインが認知症に効果があるという話は以前から知られていましたが、認知症には、脳の神経が減り萎縮していくアルツハイマー病や脳梗塞や脳出血などから引き起こされる血管性認知症など数タイプがあるものの、メカニズムが解明されたのは初めてです。

岡嶋研二教授の話では、赤ワインはあらゆるタイプの認知症で効果がある可能性が高く、適量はグラス2〜3杯程度で毎日飲むことを勧めたいとのことです。

岡嶋研二教授の研究結果の論文は、近くアメリカの化学誌に掲載される予定です。

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レスベラトロールは、アルツハイマーの原因でもあるベータアミロイドの分解促進にも効果があると報告されています。
赤ワインのサプリで、認知症を予防できる時代が来つつあるのかも知れませんね。



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2010年06月04日

最終目的は「深刻な炎症患者の新治療法の確立」

グラスゴー大学の研究チームが専門誌に発表した内容です。
最近レスベラトロールの炎症への効果が、次々と報告されているので
炎症治療にレスベラトロールが使われる日が楽しみになっています♪



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2010年06月03日

慢性腸炎がレスベラトロールで改善した??

海外で慢性の結腸炎を発症したマウス君を対象に無作為二重盲検プラセボ対照試験が行われ、レスベラトロール入りの餌(1kgあたり20mg)を与えた方のマウス君の症状が緩和されたとの報告がありました!

実験結果にも驚きましたが、この試験を考えたことにも驚きました(^^;)

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レスベラトロールに免疫力向上の可能性!

レスベラトロールの効果は今まで色々と研究されてきているが、今回は季節性インフルエンザにも効果がある可能性が指摘されました!!

イタリア最大の農業団体「Coldiretti」は季節性インフルエンザに関する会談で「インフルエンザウィルス分子予防作用」についてのコメントを発表したとのこと。

う〜〜〜んレスベラトロールの可能性には本当に驚かされますね!

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2009年03月02日

レスベラトロールがCBS放送の60 Minutesで世紀のアンチエイジングとして報道

赤ワインに存在する、とてつもない力を持つポリフェノールとして、非常に注目されているレスベラトロールだが、2009年1月25日、米国CBS放送の報道番組「60 Minutes」でそのアンチエイジング効果が紹介されたようである。



※もちろん、英語です
※最初に、CMが入ります。

この放映の一部をアップしてみましたが、その中では、レスベラトロール研究の第一人者であるハーバード大学医学部シンクレア教授が「明らかに老化をスローダウン(遅延)させる」と言っています。

このレスベラトロール、海外では純品がサプリメントとして使用できるため、毎日200mg以上をサプリで摂取することが容易です。
一方、日本において、法律上、このレスベラトロールを摂取することができるのは葡萄由来のものだけ。イタドリという雑草や合成品は、食品衛生法上×。
したがって、毎日100mg以上摂取するのは、しばらく日本では難しいかもしれない。非常に残念・・・。

一方、レスベラトロール純品は、吸収性が非常に悪いことが指摘されています。血小板凝固作用などにおいては、レスベラトロール純品より赤ワイン由来のレスベラトロールの方が良いデータが出ているケースがあったりするので、必ずしもレスベラトロール純品が良いとも言えない。
あと、赤ワインに含まれるレスベラトロール以外のポリフェノールも非常に優れた効果を有します。

私の意見としては、レスベラトロールに関して、この成分だけによって明確に老化を遅延させることまでは望みません。
むしろ、レスベラトロールを含む赤ワインポリフェノールで、動脈硬化性疾患、悪性新生物(がん)、認知症などのリスクを少しでも低くできればば十分と思っています。

健康寿命の延伸が最優先!
あと、若さは、気持ち次第!



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レスベラトロールのプロオキシダント作用発現とアポトーシス誘導

がん(悪性新生物)が気になる方に、うれしい報告を見つけました♪
今、赤ワインから発見され、究極のアンチエイジング成分として注目を浴びているレスベラトロールですが、がん細胞をアポトーシス誘導する効果があるようです。

レスベラトロールのプロオキシダント作用発現とアポトーシス誘導
(愛知医大・日本語)

アポトーシス誘導:要するに、がん細胞が自然死滅する作用です。

レスベラトロールは、あの有名雑誌「サイエンス」でも、発がんを抑制すると報告され、注目を浴びましたが、ここまで来ると、すごすぎです

レスベラトロールは、とんでもない予防効果がたくさんあります。
がん予防・痴呆症予防・心疾患予防・脳血管疾患予防など・・・。

もしかすると、今、非常に先行き不安定な日本の医療費問題も解決しちゃうかもしれませんね。
健康寿命が延伸され、要介護者が減少すれば、医療費も削減されますよね



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レスベラトロールと放射線療法が協同的に膵癌細胞を破壊

赤ワインのスーパーポリフェノール「レスベラトロール」と放射線療法が協同的に膵癌細胞を破壊するという報告を見つけました。報告は、以下のような内容です。

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2008年3月26日、赤ワインに含まれる抗酸化物質が癌細胞を内側から破壊し、放射線療法と化学療法による癌治療の有効性を増強することが、新規研究で明らかになった。

研究者らは、ブドウの皮に含まれるレスベラトロールという抗酸化物質が、癌細胞のエネルギー源を標的にし、それを活動不能にすることによって効果を示すようであると述べている。放射線療法と組み合わせた場合、放射線療法の前にレスベラトロール治療を行うことによって、癌治療の重要な目標である細胞死も誘導された。

研究者らは、レスベラトロールは膵癌の化学療法に対する抵抗性を下げる可能性があるが、「赤ワインの摂取が化学療法にどのような影響を及ぼすかは依然として不明である」と述べている

ロチェスター大学メディカルセンターの放射線腫瘍学の責任者である研究者のPaul Okunieff, MDは、化学療法または放射線療法の期間中の赤ワインの摂取については十分な研究が行われていないが、禁じられているわけではないと述べている。癌患者がすでに赤ワインを適度に飲んでいる場合、ほとんどの医師は患者にそれを止めよとは言わないだろうと、Okunieff博士は述べている。しかしおそらくもっとよい方法は、同じくレスベラトロールを含んでいる赤または紫色のブドウジュースを望むだけ飲むことであろう。

「抗酸化物質の研究は現在、非常に活発であり非常に魅力的である」と、Okunieff博士はニュースリリースで述べている。「課題は、適切な濃度を明らかにすることと、細胞内でどのように作用するのかを解明することである。この場合、我々はこの問題の重要部分をすでに発見した。レスベラトロールは、腫瘍細胞の放射線療法に対する感受性を高め、正常な組織の放射線療法に対する感受性を下げることによって、治療効果を示すように思われる」。

レスベラトロールは癌細胞を標的にする

『Advances in Experimental Medicine and Biology』で発表された研究では、50μg/ml用量のレスベラトロールの単独および放射線療法との併用での膵癌細胞に対する作用を検討した。一方、赤ワイン中のレスベラトロールの濃度は高くても30μg/mlである。

結果は、レスベラトロールが次のような有用と考えられる種々の抗癌作用を有したことを示した:

*治療に抵抗する蛋白質を阻害することによって、化学療法に対する癌細胞の感受性を高める
*癌細胞の死(アポトーシス)を引き起こす
*癌細胞のエネルギー源に害を及ぼし、それが機能する可能性を低下させる

「更なる研究が必要であるとはいえ、本研究はレスベラトロールが癌治療の一部として将来有望であることを示している」と、Okunieff博士は述べている。

参考文献:
Sun W, Wang W, Kim J, Keng P, Yang S, Zhang H, Liu C, Okunieff P, Zhang L. Anti-cancer effect of resveratrol is associated with induction of apoptosis via a mitochondrial pathway alignment. Adv Exp Med Biol. 2008;614:179-86.

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赤ワインならびにレスベラトロールのガンに対する報告:
 赤ワインでガン予防
 赤ワインで前立腺ガンの予防
 レスベラトロールの抗ガン(癌)作用とそのメカニズム
 レスベラトロールの抗ガン効果
 赤ワインレスベラトロールは前立腺ガン予防にも効果あり!実験で発症率87%減!
 死亡率(がんや心臓病)を下げるワインの力


レスベラトロールは、ガンに対して、非常に有効と考えられています。
是非、このレスベラトロールが医療の現場で活躍し、多くの方々のQOL向上に貢献する日がくればなあと思います。



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