赤ワイン&葡萄ネタ

2011年02月16日

小豆茶

今、むくみ改善で小豆茶が人気急上昇のようです。
サポニン、カリウム、ポリフェノールが良いのでしょう。
総合的に。

ポリフェノールは、400mgでむくみ改善のデータがあるくらいですから。

小豆には、ポリフェノールやレスベラトロールが含まれています。
健康や美容にも良いので、女性には嬉しいですよね。

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2010年06月18日

レスベラトロールって具体的に何から抽出してるの?

レスベラトロールの抽出元及び抽出方法としては以下の物がある。

■レスベラトロールが含まれる代表的なもの
ブドウ :効率よく抽出可能
イタドリ:根茎部は日本では食品への仕様が認められていない。
     エモジンを含んでいる。慎重な対応が必要

■ブドウからの抽出方法
赤ワイン       :効率よく抽出可能。
            非可食部や危険な有機溶媒の使用可能性がない。
赤ワイン用ブドウ   :危険な有機溶媒使用の可能性。
新芽・蔓などの非可食部:安全性に不安。
            食品と医薬品の区分がはっきりしていない。

ちなみに赤ワインからの抽出レスベラトロールを扱っている原料会社は現在2社しか確認できなかった。

赤ワインから抽出しているレスベラトロールを取り扱っている企業

REDAS(リーダス)
メディエンス

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2010年06月04日

「レスベラトロール」を配合した唯一の緑茶「恵美茶」発売


株式会社ポーラが「恵美茶(めぐみちゃ)」という
レスベラトロール含有ポリフェノール配合緑茶を
発売したとのこと

恵美茶の紹介サイトはこちら

一体どんな味に仕上がっているのか・・・飲んでみたい



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2009年08月05日

レスベラトロールを配合した健康飲料「ザ・レスベラトロール」を岡山理科大学と共同開発。扶桑化学工業株式会社

果実酸の扶桑化学さんからレスベラトロールを配合した以下のような健康飲料が発売されました。

http://www.fuso-hc.com/product/resve/index.html
http://www.fusokk.co.jp/topics/164/index.html
http://news.livedoor.com/article/detail/4247829/

岡山理科大学と共同開発だそうです。
やはり、南仏ローヌ産の赤ワインエキスが使用されています。



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2009年03月02日

赤ワイン成分レスベラトロールにダイオキシン抑制効果 厚労省研究班

厚労省研究班によって、赤ワイン成分レスベラトロールにダイオキシン抑制効果が発表されたようです。
この記事を紹介します。

・・・【共同通信】・・・・・・・・・・

厚生労働省の全国油症治療研究班(班長・古江増隆九州大大学院教授)は23日、赤ワインに含まれる抗酸化物質レスベラトロールと黒こしょうの成分ピペリンに、カネミ油症の原因物質であるダイオキシン類の影響を抑制する効果があるとの研究報告を福岡市で行った。

 記者会見した研究班の山田英之九州大大学院教授によると、大量のダイオキシンを与えたネズミの実験で、この2成分をそれぞれ与えると体重減少を防ぐ効果があった。「油症患者の症状改善に役立つよう検討を継続したい」という。

 研究班はこのほか、2007年度の油症認定患者の死亡追跡調査で、がんで死亡した男性患者の割合は一般人の約1・3倍、うち肺がんは約1・5倍だったと報告。これまで最大で約5倍だった男性患者の肝がん死亡は約1・7倍と減少傾向にあるとした。

 吉村健清福岡県保健環境研究所長は「油症とがん死亡の関係は不明で、喫煙などの影響も検討する必要がある」と課題を述べた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

レスベラトロールは、その抗ガン作用は、サイエンスなど、数多くの文献があります。環境汚染が心配なこの現代社会で、健康のためにも、レスベラトロールを摂取していきたいですよね。



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Sirtris社 MELAS症候群治療薬としてレスベラトロールがFDAに希少薬指定

2008年4月2日、Sirtris Pharmaceuticals, Inc.は、MELAS症候群(ミトコンドリア性筋障害・脳症・乳酸アシドーシス・脳卒中様エピソード)の治療薬としてレスベラトロール(resveratrol)がアメリカFDAに希少薬指定されたと発表しました。

(希少薬 Orphan-Drug:極めて希な疾病の治療に用いられる薬品)

Forbesの記事(英文)
http://www.forbes.com/afxnewslimited/feeds/afx/2008/04/02/afx4843937.html

BioTodayの記事(和文)
http://www.biotoday.com/view.cfm?n=26032

Sirtris Pharmaceuticals, Inc.のページ
http://www.sirtrispharma.com/

Sirtris Pharmaceuticalsという会社がレスベラトロールの医薬品の開発を盛んに行っているようです。多くの医師が参加するベンチャー企業のようです。

まあ、この治療薬の摂取量など、詳細が気になりますが・・・。
今後、ヒトでの臨床試験結果やその他の使用用途の広がりが非常に楽しみです。



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喫煙者に朗報!赤ワインは、肺ガンを予防する!

赤ワインは、古来より薬酒としても用いられてきており、心臓病やアルツハイマー病など、様々な病気を予防することがわかっています。最近では、前立腺ガンの予防にも有効、という報告も行なわれています。

2004年、ガンの中でも発病者がもっとも多く致死率も高い肺ガンの予防にも、赤ワインが役に立っているという研究成果が発表されました。
この研究は、スペインのサンチアゴ・デ・コンポステラ大学のホアン・バロス教授らの研究チームによって学術誌「胸郭」(Thorax)11月号で発表されました。
その報告によると、スペインのサンチアゴ・デ・コンポステラ地区の肺がん患者132人と、肺がんでない入院患者187人を対象に、ワインを飲む習慣と病気との関係について調査を実施しました。
その結果、赤ワインを飲んでいる人は、肺ガンを発病する割合が、赤ワインを飲んでいない人より低いことがわかりました

バロス教授によると、その違いはそれほど大きくはないが、統計的に有意差があったとコメントしています。
同時に、本調査では、白ワインを飲んでいる人は肺がんになる割合がむしろ高かったという結果も示されました。
教授らは、白ワインと異なり、赤ワインが肺ガンに対して予防的に働くのは、赤ワインに含まれている「タンニン」や「レスベラトロール」の抗ガン作用ではないかと推測している。
ポリフェノールの一種であるタンニンは、抗酸化物質であり、細胞を傷つけて諸病の原因となるフリーラジカル(活性酸素などの遊離基)を除去する働きがある。また、レスベラトロールは、腫瘍の成長を抑える働きが報告されています。

この報告に対して、英国胸部学会のアンドリュー・ピーコック会長は、「赤ワインを飲むのは、適量である限り、明らかに肺がんを予防する効果があるようだ」と述べている。バロス教授は、「赤ワインを飲んでいると肺がんになるリスクが少なくなることがわかったが、だからといって、飲み過ぎるのはかえって健康を害する」と注意も促している

要するに、赤ワインはほどほどに飲めばよいということです。

ガンのリスクを低減するほどほどの赤ワイン飲酒量:1日2〜3杯
※厚生労働省の指針より換算
※参考文献:Renaud S, Gueguen R. The French paradox and wine drinking. Novartis Found Symp. 1998;216:208-17; discussion 217-22, 152-8.

また、アルコールが乳ガンの発現を促進するという報告もあります。
なので、本当に赤ワインの抗ガン効果だけを現実にしたい方は、赤ワインの健康成分(ポリフェノールやレスベラトロール)だけを多く含んだサプリメントを摂取する方が手軽で確実ではないでしょうか。

まあ、赤ワインのサプリメントを飲み続けている私の場合、抗ガン効果があることを期待するだけです・・・。



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赤ワインのアルツハイマー病予防効果<マウスを用いた実験で立証>

以前紹介いたしましたが、フランスボルドー地方(赤ワインの名産地)で行なった調査において、「ワインを250cc以上飲酒していた老人(65歳以上)の痴呆症発症率が飲んでいない人の4分の1だった」という報告を紹介いたしました。

今回は、なんと、赤ワインのアルツハイマー病予防効果が動物実験(マウス)で実証されていた記事を紹介いたします!!

実験を行ったのは、マウントサイナイ医科大学(ニューヨーク市)の研究チームです。そして、その結果を米実験生物学誌「FASEB Journal」2006年11月号で報告されました。

この報告では、アルツハイマー病型の脳にしたマウスを、赤ワインを与えたグループとエタノールまたは水を与えたグループにわけて、その影響を評価しました。この実験では、カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)種の赤ワインが使用されました。

その実験の結果、赤ワインを与えられたマウスの方に、脳の記憶機能低下の度合いが少なかったという結果が認められました。

この赤ワインの効果は、アルツハイマー病の主な特徴である、脳にプラーク(plaque)の形成を引き起こすたんぱく(βアミロイド)の生成を赤ワインが防いだ作用によるものであると推測されています。

研究チームのジュリオ・パシネッティ(Giulio Maria Pasinetti)博士とジュン・ウォン(Jun Wang)博士は、「この実験の結果は、米食品医薬品局(FDA)による食事指針の範囲内の適量の赤ワイン(女性1日1杯、男性1日2杯)を飲むことによって、アルツハイマー病のリスクが減るという、すでに発表されている疫学的証拠を裏付けるものだと」しています。

赤ワインは、適度に飲めば、心臓病やガン(悪性新生物)を予防し、痴呆症予防にもかなり期待できるということですね。
健康や老後の生活のためにも、適度に酔っ払って赤ワイン生活をフルに楽しみながら、赤ワイン効果で健康を維持する。なんて楽しい健康法なのでしょう・・・・。

参考文献:Wang J, Ho L, Zhao Z, Seror I, Humala N, Dickstein DL, Thiyagarajan M, Percival SS, Talcott ST, Pasinetti GM. Moderate consumption of Cabernet Sauvignon attenuates Abeta neuropathology in a mouse model of Alzheimer's disease. FASEB J. 2006 Nov;20(13):2313-20.



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ライトボディ・ミディアムボディ・フルボディ 体に一番良いのはどれ?

赤ワインには「ボディ」という表現が使われます。
これはワインの「コク」のこと。
よく「重さ」(重め・軽め)とも表現されます。

「コク」の少ない順から「ライトボディ」「ミディアムボディ」「フルボディ」と表します。
アルコール分、醸造方法、熟成の度合いなどによってボディが異なります。

「ライトボディ」はフレッシュで若々しい香り、フルーティーな味わいが特徴です。
ポリフェノールやタンニンなどの渋みの多いもの、コクのあるものを「フルボディ」といいます。
「ミディアムボディ」は、その両者の中間のものです。

ライトボディは数年間の長期保存はできませんが、フルボディは保存環境が良ければ長期間の保存も可能です。

ちなみに、これらは、メーカーやものによって度合いは異なりますが、タンニンの多さを基準にしています。

そして、どの赤ワインが一番体に良いかというと、「フルボディ」でしょう。
赤ワインの健康成分(プロアントシアニジンやポリフェノール)は、タンニンを骨格としているものが多いためです。

なので、体に気をつけて赤ワインを飲むのであれば、フルボディを選ぶようにすれば良いのです。



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赤ワインで認知症の発症率減!なんと1/4に!

赤ワインには、痴呆症に良いというデータがあります。
そして、赤ワインのどの成分がアルツハイマーなどの痴呆症に良いかなどがわかり始めています。
近年、赤ワインのレスベラトロールが有効成分であることがわかり始めています。

そもそも、アルツハイマーなどの痴呆症の一因は、脳におけるβアミロイド(βアミロイドペプチド)の産生とその異常沈着であると言われています。
これは、いわゆるアミロイド・カスケードと言われるもので・・・
アミロイド前駆体蛋白(amyloid precursor protein,APP)からのβアミロイド産生→異常凝集(アミロイド線維形成)→神経毒性発現→神経原繊維変化→神経細胞の死→脳萎縮という経過をたどります。

そして、レスベラトロールの痴呆症への研究は、赤ワインの摂取が痴呆症のリスクを低減することが統計調査から示されたことから始まっています。1998年に、Lemeshowらは、ワインの摂取と痴呆症の発症について、3年間にわたる調査を行いました。調査は、赤ワインの名産地の1つ、ボルドー地域で行われました。
その結果、65歳以上で、ワインを250cc以上飲んでいる人が痴呆症になりにくいというデータが示されました。

▼ワインの摂取量と痴呆症の発症率 (Lemeshowらの報告より抜粋)
 飲まない・・・・・・・・ 4.9%(48/971人)
 250cc未満・・・・・・ 5.1%(47/922)
 250cc以上・・・・・・ 1.1%(4 /380 )

なんと、ワインを飲んでいた人のほうが、痴呆症の発症率が1/4になっていたのです!!

そして、この報告を皮切りに、レスベラトロールの痴呆症への効果の研究が数多くされるようになったのです。そして、どんなメカニズムでレスベラトロールが痴呆症を防ぐかもわかり始めているのです。

引用文献:Lemeshow S, Letenneur L, Dartigues JF, Lafont S, Orgogozo JM, Commenges D. Illustration of analysis taking into account complex survey considerations: the association between wine consumption and dementia in the PAQUID study. Personnes Ages Quid. Am J Epidemiol. 1998 Aug 1;148(3):298-306.



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