健康
2011年11月19日
どんな人がレスベラトロールに興味を持っているの?
さて、今、どんな人がレスベラトロールに興味を持っているのでしょう?
こんな調査報告が発表されました。
「ボージョレ・ヌーヴォー」を今年も飲むリピーターは7割ワインと健康・美容に関する意識調査〜健康・美容目的のワイン愛飲者は4割、お酒が苦手でその効果をあきらめる声も〜
ワインに美容効果を期待すると回答した約半数が、ワインに含まれる希少ポリフェノール「レスベラトロール」を「よく知っている」と回答しました。
マーケティング的に、非常に面白い知見だと思います。
こんな調査報告が発表されました。
「ボージョレ・ヌーヴォー」を今年も飲むリピーターは7割ワインと健康・美容に関する意識調査〜健康・美容目的のワイン愛飲者は4割、お酒が苦手でその効果をあきらめる声も〜
ワインに美容効果を期待すると回答した約半数が、ワインに含まれる希少ポリフェノール「レスベラトロール」を「よく知っている」と回答しました。
マーケティング的に、非常に面白い知見だと思います。
2011年01月27日
フレンチパラドックスとレスベラトロール
こういった報告を読むと、フレンチパラドックスの一因がレスベラトロールであることが一目瞭然ですな。
こういったレスベラトロールのヒトでの臨床データも非常に貴重です。
レスベラトロールの欠点は、予防的な効果が期待できる半面、その予防効果を検証しにくいこと。
貴重♪貴重♪
-----------------------
高血圧気味の肥満者19人を対象とした無作為化二重盲検交差比較試験の結果、レスベラトロールには上腕動脈内皮機能(FMD)を改善する効果があることが示唆されました。
被験者は低濃度レスベラトロール投与群(30mg)、中濃度レスベラトロール投与群(90mg)、高濃度レスベラトロール投与群(270mg)、およびプラシーボ(偽薬投与)群の4グループに分けられて、1週間の投与を受けました。また、被験者は、レスベラトロール投与の1時間後に上腕動脈内皮機能と血中レスベラトロール濃度に関する検査を受けました。
分析の結果、レスベラトロール投与群はプラシーボ群に比べて、用量依存的に上腕動脈内皮機能と血中レスベラトロール濃度が改善されたことが分かりました。
このことから、高濃度のレスベラトロールは血中レスベラトロール濃度を高め、上腕動脈内皮機能を改善すると考えられ、ブドウや赤ワインには循環器の健康を増進する効果がある、とこの研究チームは結論しました。
出典: "Acute resveratrol supplementation improves flow-mediated dilatation in overweight/obese individuals with mildly elevated blood pressure," Wong RH, Berry NM, et al, Nutr Metab Cardiovasc Dis, 2010 Jul 29; [Epub ahead of print]. (Address: Nutritional Physiology Research Centre, University of South Australia, GPO Box 2471, Adelaide, South Australia 5001, Australia).
こういったレスベラトロールのヒトでの臨床データも非常に貴重です。
レスベラトロールの欠点は、予防的な効果が期待できる半面、その予防効果を検証しにくいこと。
貴重♪貴重♪
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高血圧気味の肥満者19人を対象とした無作為化二重盲検交差比較試験の結果、レスベラトロールには上腕動脈内皮機能(FMD)を改善する効果があることが示唆されました。
被験者は低濃度レスベラトロール投与群(30mg)、中濃度レスベラトロール投与群(90mg)、高濃度レスベラトロール投与群(270mg)、およびプラシーボ(偽薬投与)群の4グループに分けられて、1週間の投与を受けました。また、被験者は、レスベラトロール投与の1時間後に上腕動脈内皮機能と血中レスベラトロール濃度に関する検査を受けました。
分析の結果、レスベラトロール投与群はプラシーボ群に比べて、用量依存的に上腕動脈内皮機能と血中レスベラトロール濃度が改善されたことが分かりました。
このことから、高濃度のレスベラトロールは血中レスベラトロール濃度を高め、上腕動脈内皮機能を改善すると考えられ、ブドウや赤ワインには循環器の健康を増進する効果がある、とこの研究チームは結論しました。
出典: "Acute resveratrol supplementation improves flow-mediated dilatation in overweight/obese individuals with mildly elevated blood pressure," Wong RH, Berry NM, et al, Nutr Metab Cardiovasc Dis, 2010 Jul 29; [Epub ahead of print]. (Address: Nutritional Physiology Research Centre, University of South Australia, GPO Box 2471, Adelaide, South Australia 5001, Australia).
2009年03月02日
死亡率(がんや心臓病)を下げるワインの力
適量のワインの飲酒には、心臓病やがんなどによる死亡率を含め、死亡率を下げる効果が確認されています。
Renaudらの報告(1998年)では、1日あたり2杯(アルコール量21g)以上のワインは、心臓病による死亡率を非飲酒者に比べて30%も低下させると報告されています。
この報告では、1日あたり2〜3杯のワインは、がんによる死亡率を20%、全死亡率を30%も減少させることが確認されました。
しかし、1日あたり12杯では、がんによる死亡率は1.6倍、全死亡率は1.4倍に上昇し、全体では“J字型曲線”となります。
要するに、赤ワインを含めたワインは、適度に飲め!ということですね♪
飲みすぎなきゃ、飲んだ方が、長生きできるということですね♪
参考文献:Renaud S, Gueguen R. The French paradox and wine drinking.
Novartis Found Symp. 1998;216:208-17; discussion 217-22, 152-8.
Renaudらの報告(1998年)では、1日あたり2杯(アルコール量21g)以上のワインは、心臓病による死亡率を非飲酒者に比べて30%も低下させると報告されています。
この報告では、1日あたり2〜3杯のワインは、がんによる死亡率を20%、全死亡率を30%も減少させることが確認されました。
しかし、1日あたり12杯では、がんによる死亡率は1.6倍、全死亡率は1.4倍に上昇し、全体では“J字型曲線”となります。
要するに、赤ワインを含めたワインは、適度に飲め!ということですね♪
飲みすぎなきゃ、飲んだ方が、長生きできるということですね♪
参考文献:Renaud S, Gueguen R. The French paradox and wine drinking.
Novartis Found Symp. 1998;216:208-17; discussion 217-22, 152-8.
ライトボディ・ミディアムボディ・フルボディ 体に一番良いのはどれ?
赤ワインには「ボディ」という表現が使われます。
これはワインの「コク」のこと。
よく「重さ」(重め・軽め)とも表現されます。
「コク」の少ない順から「ライトボディ」「ミディアムボディ」「フルボディ」と表します。
アルコール分、醸造方法、熟成の度合いなどによってボディが異なります。
「ライトボディ」はフレッシュで若々しい香り、フルーティーな味わいが特徴です。
ポリフェノールやタンニンなどの渋みの多いもの、コクのあるものを「フルボディ」といいます。
「ミディアムボディ」は、その両者の中間のものです。
ライトボディは数年間の長期保存はできませんが、フルボディは保存環境が良ければ長期間の保存も可能です。
ちなみに、これらは、メーカーやものによって度合いは異なりますが、タンニンの多さを基準にしています。
そして、どの赤ワインが一番体に良いかというと、「フルボディ」でしょう。
赤ワインの健康成分(プロアントシアニジンやポリフェノール)は、タンニンを骨格としているものが多いためです。
なので、体に気をつけて赤ワインを飲むのであれば、フルボディを選ぶようにすれば良いのです。
これはワインの「コク」のこと。
よく「重さ」(重め・軽め)とも表現されます。
「コク」の少ない順から「ライトボディ」「ミディアムボディ」「フルボディ」と表します。
アルコール分、醸造方法、熟成の度合いなどによってボディが異なります。
「ライトボディ」はフレッシュで若々しい香り、フルーティーな味わいが特徴です。
ポリフェノールやタンニンなどの渋みの多いもの、コクのあるものを「フルボディ」といいます。
「ミディアムボディ」は、その両者の中間のものです。
ライトボディは数年間の長期保存はできませんが、フルボディは保存環境が良ければ長期間の保存も可能です。
ちなみに、これらは、メーカーやものによって度合いは異なりますが、タンニンの多さを基準にしています。
そして、どの赤ワインが一番体に良いかというと、「フルボディ」でしょう。
赤ワインの健康成分(プロアントシアニジンやポリフェノール)は、タンニンを骨格としているものが多いためです。
なので、体に気をつけて赤ワインを飲むのであれば、フルボディを選ぶようにすれば良いのです。
細胞の寿命を決定するテロメアとサーチュイン(長寿遺伝子)
レスベラトロールの研究の中で、よく『テロメア』『サーチュイン』『Sir2(サーツー)』という用語が出てきます。
これらは、いったどのようなものなのでしょう?
人体は60億個もの細胞で形成されて、毎日新陳代謝を繰り返していますが、細胞の寿命を決定するのは、染色体に繋がる紐状の『テロメアtelomere』だと考えられています。
細胞分裂毎にテロメアは短くなり、テロメアが無くなると細胞の寿命が尽きます。
通常、50〜60回の細胞分裂で寿命が尽きますが、テロメアを短縮させる酵素であるテロメラーゼTelomerase の働きを抑えることで、寿命を延ばすことができると言われています。1999年頃より、このテロメアの長さを保つ研究が数多く行われており、実験では短縮を30%以上抑えることに成功しています。
そして、これらの研究の中で、『サーチュインsirtuin/サーチュインファミリー』と呼ばれる酵素群(たんぱく質)が非常に注目を浴びています。
この酵素は、食物不足など環境のストレス因子に応じて活性化され、細胞修復、エネルギー生産、アポトーシス(プログラム細胞死)などに影響を与えることがわかっています。サーチュインは、生体機能の調節役として働いていると考えられています。
サーチュインファミリーであり、脱アセチル化酵素の1つである『Sir2(サーツー)』は、飢餓させる(カロリー補給が無い)と活性化することが知られています(低カロリーダイエットの理論)。
また、Sir2がこのシグナル伝達経路に何らかの形で作用することで、老化を遅らせていると考えられています。
用語 Sir;silent information regulator
Sir2は、ほとんどの生物細胞に含まれるNAD+依存性タンパク質脱アセチル化酵素ですが、ジョン・ホプキンス大学のジェフ・ボーク等の共同研究によって、Sir2が飢餓により活性化し生物細胞のライフスパン(;寿命)が延長するメカニズムが解析されています。(Science. 2002.12.20)。
この研究により、長寿のためにはある程度の摂取カロリー制限が必要であり、現在の飽食の世の中で一般的になりつつある高カロリーな食生活は、寿命を縮めることが示唆されました。
V. J. Starai, I. Celic, R. N. Cole, J. D. Boeke, and J. C. Escalante-Semerena, Sir2-Dependent Activation of Acetyl-CoA Synthetase by Deacetylation of Active Lysine, Science 298 (5602): 2390-2392.
そして、最近の研究報告では、赤ワインに含まれるレスベラトロールがSir2を活性化し、体が飢餓状態と同じ状況を作る効果が導き出され始めているのです。
そのため、レスベラトロールは、長生きポリフェノールとして、大変注目を浴びているのです。
これらは、いったどのようなものなのでしょう?
人体は60億個もの細胞で形成されて、毎日新陳代謝を繰り返していますが、細胞の寿命を決定するのは、染色体に繋がる紐状の『テロメアtelomere』だと考えられています。
細胞分裂毎にテロメアは短くなり、テロメアが無くなると細胞の寿命が尽きます。
通常、50〜60回の細胞分裂で寿命が尽きますが、テロメアを短縮させる酵素であるテロメラーゼTelomerase の働きを抑えることで、寿命を延ばすことができると言われています。1999年頃より、このテロメアの長さを保つ研究が数多く行われており、実験では短縮を30%以上抑えることに成功しています。
そして、これらの研究の中で、『サーチュインsirtuin/サーチュインファミリー』と呼ばれる酵素群(たんぱく質)が非常に注目を浴びています。
この酵素は、食物不足など環境のストレス因子に応じて活性化され、細胞修復、エネルギー生産、アポトーシス(プログラム細胞死)などに影響を与えることがわかっています。サーチュインは、生体機能の調節役として働いていると考えられています。
サーチュインファミリーであり、脱アセチル化酵素の1つである『Sir2(サーツー)』は、飢餓させる(カロリー補給が無い)と活性化することが知られています(低カロリーダイエットの理論)。
また、Sir2がこのシグナル伝達経路に何らかの形で作用することで、老化を遅らせていると考えられています。
用語 Sir;silent information regulator
Sir2は、ほとんどの生物細胞に含まれるNAD+依存性タンパク質脱アセチル化酵素ですが、ジョン・ホプキンス大学のジェフ・ボーク等の共同研究によって、Sir2が飢餓により活性化し生物細胞のライフスパン(;寿命)が延長するメカニズムが解析されています。(Science. 2002.12.20)。
この研究により、長寿のためにはある程度の摂取カロリー制限が必要であり、現在の飽食の世の中で一般的になりつつある高カロリーな食生活は、寿命を縮めることが示唆されました。
V. J. Starai, I. Celic, R. N. Cole, J. D. Boeke, and J. C. Escalante-Semerena, Sir2-Dependent Activation of Acetyl-CoA Synthetase by Deacetylation of Active Lysine, Science 298 (5602): 2390-2392.
そして、最近の研究報告では、赤ワインに含まれるレスベラトロールがSir2を活性化し、体が飢餓状態と同じ状況を作る効果が導き出され始めているのです。
そのため、レスベラトロールは、長生きポリフェノールとして、大変注目を浴びているのです。
レスベラトロールサプリメントの安全性と法規制(食品衛生法)
今、レスベラトールのサプリメントがドンドン発売されています。
しかし、一方で、食品衛生法を無視した個人輸入品や医薬品原料から製造ざれたレスベラトロールを用いられて造られた品が多く出回り始めています。
そもそも、健康食品原料(植物由来原料)は、食品衛生法上、以下の点を満たす必要があります。
・原料が食薬区分上の食品原料(非医薬品原料)で製造されていること
・水もしくはエタノールで抽出されていること
レスベラトロール原料の場合、医薬品原料「イタドリ」から製造されている原料は輸入できません。しかし、イタドリからアセトン抽出されたレスベラトロール原料を用いて製造された商品がドンドン増えています。
例えば、インターネット上で大々的に販売されている商品は、原材料名でレスベラトロールとしか表記されていませんが、どんな原料を使用しているのでしょう?通常、赤ワイン抽出物、ブドウ初芽抽出物、ブドウ果皮エキス(レスベラトロール含有)などの表記が一般的なのですが・・・。この表記自体が食品衛生法に引っかかるはずです。
まあ、何が使用されているかわかりませんね・・・。おそらく、イタドリからのアセトン抽出品でしょう・・・。
また、以前にも指摘しましたが、初芽や蔦などのブドウ非可食部から抽出された原料も、微妙な位置付けです。食経験がない部位から抽出されているわけですし、アセトン抽出の可能性も高く、必ずしも安全とは限りません。
そもそも、水に溶けないレスベラトロール原料を販売している原料販売会社が存在すること自身が危ないです。半分がそうなのですから、恐ろしいものです。
なぜ水に溶けないかというと、それは水より極性が低いアセトンで抽出されているからに決まっているからではないですか。水・エタノールで抽出されていれば、折は残っても水に良く溶けるはず。そんなこと、理系の人間だったら、ちょっと考えれば誰でもわかることなのに、よく販売を続けているなあと不思議に思います。
何れにしろ、みなさん、安いからと言って安易にレスベラトロールのサプリメントを購入してはいけませんよ。健康になるはずの健康食品で健康を害してしまう可能性もありますよ。
サプリメントを購入する際は、必ず、原材料表記をチェックするようにしましょう!!
しかし、一方で、食品衛生法を無視した個人輸入品や医薬品原料から製造ざれたレスベラトロールを用いられて造られた品が多く出回り始めています。
そもそも、健康食品原料(植物由来原料)は、食品衛生法上、以下の点を満たす必要があります。
・原料が食薬区分上の食品原料(非医薬品原料)で製造されていること
・水もしくはエタノールで抽出されていること
レスベラトロール原料の場合、医薬品原料「イタドリ」から製造されている原料は輸入できません。しかし、イタドリからアセトン抽出されたレスベラトロール原料を用いて製造された商品がドンドン増えています。
例えば、インターネット上で大々的に販売されている商品は、原材料名でレスベラトロールとしか表記されていませんが、どんな原料を使用しているのでしょう?通常、赤ワイン抽出物、ブドウ初芽抽出物、ブドウ果皮エキス(レスベラトロール含有)などの表記が一般的なのですが・・・。この表記自体が食品衛生法に引っかかるはずです。
まあ、何が使用されているかわかりませんね・・・。おそらく、イタドリからのアセトン抽出品でしょう・・・。
また、以前にも指摘しましたが、初芽や蔦などのブドウ非可食部から抽出された原料も、微妙な位置付けです。食経験がない部位から抽出されているわけですし、アセトン抽出の可能性も高く、必ずしも安全とは限りません。
そもそも、水に溶けないレスベラトロール原料を販売している原料販売会社が存在すること自身が危ないです。半分がそうなのですから、恐ろしいものです。
なぜ水に溶けないかというと、それは水より極性が低いアセトンで抽出されているからに決まっているからではないですか。水・エタノールで抽出されていれば、折は残っても水に良く溶けるはず。そんなこと、理系の人間だったら、ちょっと考えれば誰でもわかることなのに、よく販売を続けているなあと不思議に思います。
何れにしろ、みなさん、安いからと言って安易にレスベラトロールのサプリメントを購入してはいけませんよ。健康になるはずの健康食品で健康を害してしまう可能性もありますよ。
サプリメントを購入する際は、必ず、原材料表記をチェックするようにしましょう!!
赤ワイン(酒)は百薬の長?最適な飲酒量は?
「赤ワインは、体に良い」のは、良くわかりますが、飲みすぎは体に毒。
さて、どのくらいを目安に飲めばよいのでしょうか?
この目安量を調べてみました。
厚生労働省がすすめているお酒の飲み方は、「日本酒の場合、1日1合まで。1週間に最低2日はお酒を飲まない日(休肝日)を作る」というものです。
これをほかのお酒にあてはめてみました。
▼1日に飲むお酒の量の目安
●日本酒(15.9%) 1合=180g 197kcal
●ビール(4.5%) 大ビン1本=約650g 247kcal
●ワイン(12%) ワイングラス1〜2杯=約240g 約150kcal
●ウイスキー(43%) ダブル2杯=約60g 約150kcal
※()内は、各お酒のアルコール度数
アルコールの含有量が少ないビールが量としては1番多く飲めるわけですが。ただし、量が多い分カロリーも多いため、体重が気になる人は要注意です。
赤ワインを楽しむ場合は、その量と飲酒頻度に気をつけましょう。
また、毎日赤ワインの健康かを楽しみたい方は、赤ワインを飲まなくても、赤ワインポリフェノールたっぷりのサプリメントでその効果を楽しむことができます。そんな方は、赤ワインのサプリメントを利用しましょう!!
さて、どのくらいを目安に飲めばよいのでしょうか?
この目安量を調べてみました。
厚生労働省がすすめているお酒の飲み方は、「日本酒の場合、1日1合まで。1週間に最低2日はお酒を飲まない日(休肝日)を作る」というものです。
これをほかのお酒にあてはめてみました。
▼1日に飲むお酒の量の目安
●日本酒(15.9%) 1合=180g 197kcal
●ビール(4.5%) 大ビン1本=約650g 247kcal
●ワイン(12%) ワイングラス1〜2杯=約240g 約150kcal
●ウイスキー(43%) ダブル2杯=約60g 約150kcal
※()内は、各お酒のアルコール度数
アルコールの含有量が少ないビールが量としては1番多く飲めるわけですが。ただし、量が多い分カロリーも多いため、体重が気になる人は要注意です。
赤ワインを楽しむ場合は、その量と飲酒頻度に気をつけましょう。
また、毎日赤ワインの健康かを楽しみたい方は、赤ワインを飲まなくても、赤ワインポリフェノールたっぷりのサプリメントでその効果を楽しむことができます。そんな方は、赤ワインのサプリメントを利用しましょう!!
こんなにある「赤ワインが体にいい」ワケ/日経BP
日経BPでは、こんなにある「赤ワインが体にいい」ワケというタイトルで、赤ワインの効果の記事を紹介しています。
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/347/347654.html
ランセットでの報告(冠動脈疾患の予防)、痴呆症、通風への効果などが説明されています。
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/347/347654.html
ランセットでの報告(冠動脈疾患の予防)、痴呆症、通風への効果などが説明されています。
赤ワイン中のポリフェノールの種類
赤ワインには色々な種類のポリフェノールが含まれています。
このポリフェノールは、種子や果皮など、部位によって由来が異なります。
アントシアニン:
果皮、果肉由来・・・マルビジン、デルフィニジン、シアニジン、ペチュニジンとその配糖体。
種子由来・・・プロアントシアニジン
フラボノイド:
種子とその回り由来・・・ケルセチン、ケルシトリン、ルチンなど
カテキン、タンニン:
種子、果柄、樽由来・・・カテキン、ガロカテキン、エラグタンニンなど
シンプルフェノールのカルボン酸類:
種子、果柄、樽(発酵中の分解物も含む)由来・・・ 没食子酸、バニリン酸、カフェ酸(コーヒー酸)、エラグ酸、タンニン酸など
その他OH基の多い化合物:
各部(発酵、熟成中生成物も含む)由来・・・クロロゲン酸、キナ酸、シキミ酸など
樽由来・・・リグニン
これらの成分は、単体で存在するだけでなく、発酵の過程でそれぞれが結合し合い、赤ワインの中で重合ポリフェノールとしても存在します。
そして、脂肪の吸収抑制や抗酸化力のUPなど、様々な効果をもたらします。
これらの成分が赤ワインの健康効果の秘密です。
健康のためにも、ドンドン、これらの成分を摂りましょう!!
このポリフェノールは、種子や果皮など、部位によって由来が異なります。
アントシアニン:
果皮、果肉由来・・・マルビジン、デルフィニジン、シアニジン、ペチュニジンとその配糖体。
種子由来・・・プロアントシアニジン
フラボノイド:
種子とその回り由来・・・ケルセチン、ケルシトリン、ルチンなど
カテキン、タンニン:
種子、果柄、樽由来・・・カテキン、ガロカテキン、エラグタンニンなど
シンプルフェノールのカルボン酸類:
種子、果柄、樽(発酵中の分解物も含む)由来・・・ 没食子酸、バニリン酸、カフェ酸(コーヒー酸)、エラグ酸、タンニン酸など
その他OH基の多い化合物:
各部(発酵、熟成中生成物も含む)由来・・・クロロゲン酸、キナ酸、シキミ酸など
樽由来・・・リグニン
これらの成分は、単体で存在するだけでなく、発酵の過程でそれぞれが結合し合い、赤ワインの中で重合ポリフェノールとしても存在します。
そして、脂肪の吸収抑制や抗酸化力のUPなど、様々な効果をもたらします。
これらの成分が赤ワインの健康効果の秘密です。
健康のためにも、ドンドン、これらの成分を摂りましょう!!