原料

2013年07月12日

「レスベラトロール食品」規格基準

財団法人日本健康・栄養食品協会は、2013年7月3日(水)付で「レスベラトロール食品」規格基準を公示しました。設定に当たり「公募による専門部会」を設けていました。

■名称の種類
レスベラトロール含有食品

製品規格
■含有量
ブドウ、リンゴンベリー、又はメリンジョ由来のレスベラトロール
(レスベラトロール含有食品)
各由来レスベラトロールの試験方法により定量する時、表示以上
ゼラチン等の被包材比率:全重量の50%未満

■安全・衛生基準
●イタドリ由来のレスベラトロール(エモジン)を検出しない
●残留溶媒・・・・・・・・・・・エタノール以外不検出
●水分(乾燥減量)固形状の製品に限る・・・・・・・・ 8%以下
●有害汚染物質等
●ヒ素(As)・・・・・・・・・・・・2ppm以下
●重金属(Pbとして)・・・・ 20ppm以下
●一般細菌数・・・・・・・・・ 3×103個/g以下
●大腸菌群・・・・・・・・・・・陰性
●水分(乾燥減量) ・・・・・・・・ 8%以下
●その他 崩壊性・・・・・・・・・・・・・2液を用いて60分以内

■1日摂取目安量
ブドウ由来の総レスベラトロール類、リンゴンベリー由来のレスベラトロール 又はメリンジョ由来の総レスベラトロール類として 2〜100
レスベラトロールはさまざまな植物等に含まれているポリフェノールである。また、スチルベン骨格を有するのでスチルベン誘導体の一種でもある。メタノール、エタノール、アセトンなどの有機溶媒に可溶で水に難溶である。 ここでいうレスベラトールとは、ブドウ、リンゴンベリー、メリンジョなどに含まれるトランス‐レスベラトロールおよびその二量体等の重合体、もしくはそれらの配糖体を含むスチルベノイドポリフェノールの総称とした。

※詳細は下記URLをご参照ください
◎「レスベラトロール食品」規格基準の概要
http://jhnfa.org/topic155-1.pdf

resveratrol at 17:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年07月11日

赤ワインレスベラトロールの原材料ハイクオリティー認証

一般社団法人日本健康食品・サプリメント情報センターの原材料ハイクオリティー認証で赤ワインレスベラトロール原料が登録されました。

http://www.jahfic.or.jp/ingredient_hq/i004001.html

レスベラトロール以外にも、OPC(低重合プロアントシアニジン)も規格されています。

resveratrol at 14:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年04月06日

またレスベラトロールのヒト臨床データが

またレスベラトロールのヒト臨床データが出たようです。
ただ今、論文を入手中です。
アブストラクトを読むと、インスリンの感受性データと同様、低摂取量だったので、内容が期待できます。
楽しみです。
みなさんも、楽しみに♪

resveratrol at 19:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

レスベラトロール類の極性と二量体原料への疑問点

今回は、化学の話です。
抽出を科学的に見ると、化学的に極性と言うものを考えなければなりません。

この極性というのは、クロマトを学んだことがある人は、良く知っている科学用語です。
わかりやすく言うと、成分の水や油への馴染み易さです。
物質の親油性親水性の値です。

ハーブエキスなど、サプリメント成分の抽出において、目的抽出成分の極性はとても重要です。

その極性によって、抽出溶媒の種類や混合比率が異なります。
例えば、極性が低い成分を抽出する場合、極性の低い溶媒で抽出する必要があります。日本では認められてませんが、アセトンや酢酸エチルなどがそうです。

トランス‐レスベラトロール(単量体)も、比較的極性が低く、アルコール濃度を高めないと抽出できません。
赤ワインに多いのも、赤ワインのアルコールでブドウ果皮から抽出されているのでしょう。
実際、イタドリから抽出されているレスベラトロール高含有原料(日本では医薬品区分)は、アセトンや酢酸エチルで抽出されています。

ここ最近、逆相カラムでのHPLC分析で知ったのですが、リテンションタイムから、レスベラトロールの二量体であるε‐ビニフィリン(ヴィニフィリン)は、かなり極性が低い、非極性成分であることがわかりました。
反対に、やはり水溶性成分のレスベラトロール配糖体は、極性が高かったです。
ついてでに、極性分離抽出された原料は、やはり、トランス体に偏っていました。当然です。

ここで、ε‐ビニフィリン(ヴィニフィリン)を多く含む原料は、どうやって非極性成分を抽出しているのだろうか?という疑問が浮かびます。
本当に、アセトンや酢酸エチルを使わずに、水やエタノールだけで本当に抽出できるのでしょうか?
まあ、量は少なくても、赤ワインにはε‐ビニフィリン含まれているので抽出されると思いますが、たくさんは溶けないのではないかなとも思います。

過去にε‐ビニフィリンが多いブドウ蔦エキス原料で、アセトン抽出され、アセトンの規格が1ppm以下の原料は見たこともあります。
また、飲み会の席で問いただすと、実は、アセトンで抽出しているとほのめかした海外原料メーカーもありました。
ここら辺は、欧米原料というか欧米原料メーカーのブラックボックスの部分なんでしょうね。
アセトンや酢酸エチル抽出に関しいて、アメリカやヨーロッパでは、合法ですからね。
過去、イチョウ葉エキスでも同様なことがありましたからね。

私は、エキス末を取り扱う際、品質チェックの一環として、100%で溶解性のチェックを行います。
エタノールや水で抽出されていれば、エタノールでほぼ完全に溶けます。
そして、アセトンや酢酸エチルを加えて、溶けるようなら、抽出溶媒がアセトンや酢酸エチルであることの疑います。
厳密にはわかりませんが、傾向はわかります。
極稀に、中国原料でそのようなものが出てきますよ。

真実を確かめることは簡単かもしれませんが、利権が絡むので、難しいでしょうね・・・。
難しい問題です。

resveratrol at 19:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年03月02日

アクアレスベラトロール:水溶性レスベラトロール配糖体含有の真実は?

今、業界では、アクアレスベラトロールなるレスベラトロール配糖体を含有したレスベラトロール原料が出てきた。

http://www.aquaresvera.com/

この原料も、この原料を使用した商品もかなりお高いらしい。
商品で18900円らしい。
べらぼうに高い。

さて、このアクアレスベラトロールなるものは、「Glucose(糖分子)をレスベラトロール分子に結合させGlycoside(配糖体)レスベラトロールとすることで、安定した状態での抽出および水溶性であるため体内での吸収率が飛躍的にあがる。」というものらしい。

一方で、このレスベラトロール配糖体などの含量は、規格化されていなかったり、参考データすらないらしい。

こういった製品が、本当にアクアレスベラトロールと読んでも良いものだろうか?
疑問に思う。
健康食品業界は、こういった怪しいものがドンドン出てくる。
だから、健康食品業界は、信頼されないのかもしれない・・・。

また、このアクアレスベラトロールを行う際、独自の方法でレスベラトロールを配糖体にしているようである。

メーカーの説明によると、「ブドウ種子を特殊な装置のもとで発芽させる事によりポリフェノールが増えるだけでなく、配糖体レスベラトロール(水溶性)として抽出することができた。」とある。

しかし、繰り返すようだが、その含有量は明確になっていない。
レスベラトロール配糖体が特徴だといいながら含量を明らかにしない、これは、健康増進法の栄養成分表示基準に違反するのではないだろうか・・・。

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/hoei/hoei_016/hoei_16b.html

いずれにしても、実際、レスベラトロール配糖体として、どの程度の含量が入っているのであろうか・・・なぞは、深まるばかりである・・・。
まあ、ちょっとでもレスベラトロール配糖体が含有しているのであれば、入っているくらいは言えるであろう・・・。

今後が楽しみである・・・。

◆追加情報◆
実際、アクアレスベラトロールのレスベラトロール含有量が計測され、レスベラトロールを含まないことが明白になったそうである。
業界新聞の特集記事の直前にこの事実が明らかになり、ちょっとした人騒動があったようである。
こういった偽物原料があたかも本物のように出回る業界である。困ったものである。



resveratrol at 14:55|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

健康美容EXPO レスベラトロール(Resveratrol)特集

健康食品などの情報サイト「健康美容EXPO」でレスベラトロールの特集を行なっています。

健康美容EXPO レスベラトロール特集
http://www.e-expo.net/contents/special/resveratrol/index.html

主なレスラベラトロール原料メーカーや山梨大学の先生のコメントなども紹介されています。

やはり、レスベラトロールは、今年の最有力株なんでしょうかね・・・。



resveratrol at 14:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

違法なレスベラトロール素材イタドリ抽出物(医薬品素材)

海外で主に使用されているレスベラトロール素材として、「イタドリ(Polygonum cuspidatum、漢方名:虎杖根・コジョウコン)」という植物が存在します。

このイタドリは、Huzhang、Japanese Knotweed、Tiger Cane、虎杖(コジョウ)と呼ばれる東アジア原産の多年草であり、繁殖力の強さから、欧米では侵入植物とされ嫌われているそうです。

いわゆる雑草の1つです。

雑草図鑑:イタドリ

漢方では、緩下薬、利尿薬、通径薬として常習便秘や老人の下痢、膀胱炎、膀胱結石、月経不順、閉経に用います。

日本において、イタドリの抽出物は、医薬品区分です。

そして、1990年代、イタドリを始めとしたタデ属の植物にレスベラトロールが多く含まれていることがわかり始めました。

(イタドリ由来のレスベラトロールは、高価なブドウ由来のレスベラトロールに比べ非常に安価であり、そのため、ブドウ由来のレスベラトロールとして販売されたり、ブドウポリフェノールの商品に添加して販売されたりします。)

その他に、イタドリの根茎には、アントラキノン誘導配糖体のポリゴニン、フラボン配糖体、タンニン、エモジン、エモジンメチルエーテルなどを含みます。

ちなみに、エモジンは、ハブ茶(ケツメイシ)やアロエベラなどに含まれている緩下作用(お腹がゆるくなる作用)のある成分です。摂取し過ぎると、下痢になります。

そのため、レスベラトロール素材がブドウ由来であるかを調べる場合、エモジンなどのイタドリ特有成分(主にアントラキノン)を分析します。
通常、ブドウにはエモジンなどが含まれていないので、もし、エモジンなどが検出されれば、かなり高い確率で、それはイタドリ由来のレスベラトロールが添加されている可能性があるのです。

しかし、レスベラトロールには、純度の高いレスベラトロール(合成またはイタドリ由来のレスベラトロールを精製したもの)も存在しているため、エモジンなどが含まれていなければ、完全にブドウ由来のレスベラトロールであるとは言えないのです。

また、ブドウには多くレスベラトロールが含まれていないので、トランス体としての含量が20%を越えるものも、かなり高い確率で、イタドリ由来もしくは合成のレスベラトロールでしょう。

現在、このイタドリ由来もしくは合成のレスベラトロールが配合されてた輸入サプリメントが数多く出回り始めています。
食するものですから、安全性というものを考えると、このような違法サプリメントはなくなってもらいたいものです。でも、なかなか排除されないのが現状です。

中には、医薬品成分であっても、別に良いのではないかと考える人もいるかもしれません。
でも、私は、できるだけブドウ由来のレスベラトロール素材を使用したレスベラトロールサプリメントを選択したいなあと思います。
やっぱり、健康になるための商品ですから、できる限り安全な素材を使用した商品を選びたいですから・・・。



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レスベラトロールを含む赤ワインエキスの選び方

赤ワインエキスを使用したサプリメントは、いくつか存在します。
そこで、商品を選ぶために重要なのは、赤ワインエキスの質!!

この質を判断するためには、以下の点に気をつけましょう。

1. ポリフェノールの含量

2. プロアントシアニジンの含量

3. 製法
・・・赤ワインブドウのアルコールによる強制抽出は×、重合ポリフェノール量が減ります。赤ワインの濃縮物のようにきちんと酵母の発酵アルコールで抽出されてたものがBetter。

4. レスベラトロールの含量

5. ブドウの産地
産地によって、健康成分量に大きな差があります。

※成分の含量については、赤ワイン○杯分という言葉に騙されずに、含量をチェックしましょう。
この○杯分というのは、指標が定まっていないため、かなりいい加減です。含量が表記されていないものは、低含量のものが多いです。気をつけましょう。



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